2013年02月19日

国際ハブ空港、シンガポールから学んだこと


こんばんは☆

昨日は彼女が中国へ帰る飛行機が早朝だったためシンガポールのチャンギ国際空港で夜を過ごしました。
シンガポールのチャンギ空港は国際ハブ空港として知られるアジアでもTOP3に入る空港で、今も尚進化を続けています。

印象に残るのはやはり施設設備の良さとインターネット環境の良さです。
チャンギ空港は乗り継ぎ待ちの顧客を退屈させないために多数の施設を設備しています。

現在チャンギ空港は3つのターミナルから成りますが、その中には100を超えるショップ、レストラン、映画館、ビジネスセンター、ホテル、プール、バー、さらにはシャワーやサウナを含むラウンジまで設備されています。
勿論全てにお金はかかりますが、24時間空いているショップも多く、早朝の便まで空港で時間を過ごす人にとっても便利です。

交通面も良く、中心市街地であるDhoby Gautから地下鉄1本で20分程、空港内でも朝5時〜深夜2時までモノレールが走っており、その運行感覚もそれぞれ5分以内と空港内の移動でも困りません。
至る所にターミナル内のショップ説明板があったり、パンフレットも英語と中国語、表示板には日本語の表記もありました。

国際ハブ空港、シンガポールから学んだこと


上の写真はスターバックスで撮った写真ですが、複数の為替で支払いができるスターバックスは僕は初めて見ました☆

インターネット環境はほぼどこのカフェでもWifiが張っていて、カフェに入らなくてもチャンギ空港全体にWifiが張っているので、待ち時間で映画を見たり、調べものや仕事をしたりすることも可能です。

東京の空港でWifiを使った事がないのでわかりませんが、ヨーロッパやクアラルンプールの空港ではあまりインターネット環境が整っていなかった気がします。

タイへ旅行に行った時は到着空港が古くLCC専用の空港だったということもありますが、インターネット環境はほぼ0と言っても過言ではありませんでした。
ニューヨークのJFK空港でもスターバックス等のカフェでは繋げますが、空港全体にWifiが通っているというのはこれまで体験したことがありません。

国際ハブ空港、シンガポールから学んだこと
国際ハブ空港、シンガポールから学んだこと


上の写真はゲームで有名のアングリーバードと得体の良く知れない展示物の写真です(笑)

国際ハブ空港の比較とは言えど僕はまだ数えきれる程しか訪問経験がありません。
アジア圏内で有名な国際ハブ空港は日本の成田空港、韓国の仁川空港、香港の香港国際空港、中国の北京首都国際空港とシンガポールのチャンギ国際空港ですが、訪問経験があるのはシンガポールと成田空港のみです。
離発着数で見ると滑走路の本数の問題もあるのでやはり北京首都国際空港や日本の羽田空港が上位に上がってきます。
全体的な利用者数を見てもシンガポールはまだ上位3位には入りません。
ですが国際ハブ空港となると焦点を当てたいのはやはり国際線を利用する顧客の数です。

国際ハブ空港、シンガポールから学んだこと
国際ハブ空港、シンガポールから学んだこと



勿論ハブ空港としての役割は乗り継ぎだけではありませんが、国際線を利用する顧客の数を見るとシンガポールと香港国際空港がどれだけ特化しているかわかります。
日本の成田空港なんて国際線利用者数はチャンギ空港の半数です。
それには着陸料が関係してきますが、日本行きのチケットが高いように、日本国内への着陸料はアジアのそれと比べてやはり高額になります。
韓国の仁川空港が去年(あまり覚えてない)世界一利用率が高い空港として表彰されました。
日本と韓国、地理的にはあまり大差はないはずなのになぜここまで差が出てしまうのか。。。
大学のアメリカ人の友達でも帰りは東京経由ではなく韓国経由で帰る人が非常に多いです。

着陸料の比較をしてみます。(1機ごとの値段)

シドニー:約18万円
中国:約31万円
香港:約26万円
台湾:約24万円
仁川:約21万円
成田:約54万円
シンガポール:約17万円

見ての通りアジア圏内では日本への着陸料が圧倒的に高く、シンガポールに関しては韓国の仁川空港や香港国際空港よりも安値です。
オーストラリアが安いのは僕自身も初めて知ったのですが、以前シンガポール発シドニー行きの往復便が以上に安かった覚えがあるのはこれが理由なのかと今わかります。
日本の関西国際空港に関しては着陸料は70万円程。

いくら日本の成田空港の滑走路数や都内からのアクセスが良くても、韓国の仁川空港に負ける理由がわかります。

シンガポールは天然資源を持たない国で、貿易や金融を通して外からお金を入れてこないと国として成り立たないという特徴があります。
国際空港への力の入れ様もそうですが、シンガポールの計画的な都市開発や経済をコントロールするための住宅規制は、発表される度に上手く運営していると認めざるを得ません。

シンガポールのチャンギ空港は現在ターミナル4を建設中であり、2011年の年間発着回数32万回から2018年には約倍数の43万回に増やす予定です。
これは成田空港が26年度に目指す30万回を大きく上回る回数であり、東南アジアのどの国際ハブ空港の発着便数を上回る数でしょう。

川を挟んで1km先のシンガポール、ジョホールバルに滞在していても考えることがたくさんあります。

経済発展の他、国家形成や国民に対するケア等、良い面と悪い面が両方見え隠れするシンガポールですが、東南アジアに全く興味がなかった僕の興味を惹いてくれた国です。

自分が学んでいる事を実際の経済や国家政策と照らし合わせて勉強することは、未熟な僕の中での経済理解にもの凄い助けとなっています。
マレーシアでのインターンシップは来週で終わってしまいますが、その後の香港訪問やアメリカ訪問等、色々な国の経済や政治に対する調査は勉強として続けていきたいと思っている習慣の一つです。

正直10〜15年後のグローバル社会がワクワク反面怖くてしょうがないですが、『世界で闘える人材』になれる様に頑張りたいと思います。

社会から認められるために、自分が実現させたい事業、夢のために、まずは社会に認められる様な知識と経験、思考力を身につけます。

一歩一歩、確実に冷静にです。

考えること、そして自分の1日、1週間、1ヶ月、1年、10年を今の時期から考え、計画的で現実的なマネジメントが大切です。

今日も駄文ですが、御朗読ありがとうございました☆



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