2013年02月15日
マレーシアの始まり、マラッカ王国(2)
マラッカ旅行レポート(2)
こんばんは!
最近は更新が遅くなりがちですが、今日はマラッカ旅行レポート2日目の話です!
マラッカは期待以上に観光地で、驚いた1日目を後にして迎えた2日目、友達の案内の仕方が良いというのもありますが、正直2日目の方が入ってくる情報量は多かった気がします。
朝は9時に起床してホテルの近くのフードコートへ行きましたが、ここは20店くらいが集まって一つの食事処となっていました。



ご飯は麺類からご飯、西欧系のサンドイッチやフライドチキン等の朝ご飯もサーブされていたことに少しビックリ。
僕はマレーシア料理の中でも大好きなワンタンミーを頂きました☆
細麺とチャーシューに加えて、ワンタンスープがついてきます!
これはジョホールバルにある店舗が一番美味ですがここも中々♪
写真を撮り忘れたので前に頂いたやつを載せておきます。
この辺りはマラッカでも中心市街地に近く、道路も綺麗に整備されているのが印象的でした。
発展途上国となるとお店から道路から家から先進国と比べてあまり綺麗ではないイメージが僕の中でありましたが、道路は物を運ぶ基盤となるものなので、都市発展が計画される中で一番始めに力が入れられます。
特に僕が滞在しているジョホールバルの道なんて綺麗すぎてビックリしますよ☆
2日目は宗教ごとのお寺を廻りました。


最初に訪れたのは道教、青雲天というお寺。
この青雲天というお寺、戦争時代は華人の軍であった場所らしいです。
なので華人のほとんどの人が初詣に来るのだとか。
思い返してみると華人の人しかいなかった気がします。
20本程入っている線香を買い、火をつけた後はそれぞれの神様の前に置かれている壷にお祈りをして一本ずつ立てて行きます。
勉強の神様、健康の神様、魔除けの神様、お金の神様、人関係の神様等色々な種類の神様がいました☆
沖縄ではお盆のことを『うーくい』と言って、同じ様に線香に火をつけてお祈りをします。
沖縄のうーくいの場合は天国から降りてくるご先祖に対してお祈りをしますが、ウチカビと呼ばれる天国のお金を燃やし、沖縄のお酒泡盛で浄化します。
沖縄は元々中国の一部であったことが原因か、凄く中国と習慣や伝統が似ている気がします。
中国のお祝いの際の衣装や獅子舞なんかは沖縄のそれと変わりありません。
シェン君の説明を聞いていると自分ももっと沖縄の文化や歴史を勉強しなければと思わされます。。。
勉強はしたことあるのですが、時が経つとどうしても忘れてしまったり他の事とごっちゃ混ぜになったりしてしまうんです。。。
さて、話が少し反れました。
ちなみに道教は土葬で、喪服は白揃えらしいです。



上は青雲天の後に訪れたお寺ですが、確かここはイスラム教だったと思います。
お祈りをする広場にはイスラム教の人しか上がれず、写真の噴水は手を清めるためのお水ですが、一番上の段には靴を脱がないと上れません。
僕たちが訪問したマラッカにあるお寺は、マレーシアで一番古いお寺ばかりで、古い物では何百年も前から建っているそうです。

上のお寺はヒンドゥー教のお寺です。
中に入れるのはお祈りの時間のみで、今回はタイミングが合わなかったので入って中を見ることはできませんでした。
僕はこの歳まで観光とは言ってもお寺等伝統文化関係の場所はあまり積極的には訪問しませんでした。
昔は旅行へ行ってもそこで住んでいる人やどれだけ高い建物があるのかとか、そういった単純な事にしか興味がありませんでしたが、大学に入学して色々な国籍を持った人と関わることで宗教や伝統文化にも興味を持つ様になりました。
というのも、宗教や伝統文化、その国や地域の歴史というのはその人の生活の軸となるものであり、パーソナリティーを形成する要素でもあると思うからです。
僕自身も沖縄人としての誇りや性格があります。
それは戦争を含める歴史や地理関係、人関係を踏まえて小さな時から自然と形成されてきた性格です。
大学で色々な壁にぶつかり国際相互理解を追求する活動を続けてきたことは、様々なバックグラウンドを持った人たちに対しての理解力を深める上、その国や地域に対しての理解や尊敬の心を持つのに役立っています。


上はオランダ広場から反対方向へ少し歩いた所にある昔の貿易船?の模型です。
マラッカの観光都市部は貿易船の模型や電車の模型等、色々な乗り物の模型が展示されていましたが、歩いていても目のやりどころに飽きないのはうまい観光都市計画がされている結果なのかなとも思います。
しかし歩き続けると熱いのが東南アジアです。
どうでもいいですが僕は日焼けが酷く今は鼻の方の皮が剥け始めています。。。
その横は川沿いのレストランです☆
僕が将来開きたいレストランもこんな感じで海沿い+西欧系にして、少しロマンチックだけど楽しい雰囲気を作りたいです!



歩き続けること15分、この間はシェン君なしだったので少し道に迷い、遠回りしてしまいましたがポルトガルの史跡、セントポールヒルにたどり着くことができました。
この史跡の入り口前からは埋め立て地で、昔は史跡の目の前に海があったそうです。
入り口付近には門と大砲が。。。上まで行くには階段を5〜10分程上らなければいけません。
上には歴史を感じさせる広場が広がっていました。
この辺は少し興奮して単独行動していたのでこの史跡の歴史はわかりませんが、亡くなったポルトガル人に敬意を示した石像などがありました。
外にはフランシスコ・ザビエルの石像が!
日本に初めてキリスト教を伝えた人ですね☆
中学校の時に習った名前がここに来て出てきました(笑)
最近はこういう基礎知識が目に見える様な出来事が多くて楽しいです!

上の写真はセントポールヒル教会の一番上でギターを弾いていたおじちゃんとの2ショット!
ポルトガル人らしいですが、Country Road, What A Wonderful World, そしてなんと日本語で桑田圭祐のいとしのエリーを弾いていました。
同じアコースティックを弾く僕は感動してつい10分程聞き入ってしまいました。
平和を歌う人はやはり気持ち良いです。
僕も上手になって沖縄の国際通りでこんな演奏がしたいです♪
旅行をする中で「ここはもう一度来たい!」と思う場所は所々ありますが、そこまでたくさんではありません。
でもこのマラッカとジョホールバルは僕の中では3年以内に帰ってこようと思っています。
マラッカはただ単純に歩いていて、2日間過ごしてみて、人と触れ合ってみて、とても居心地が良い場所だったので、もう一度帰ってきたいなと思います。
ジョホールバルに帰ってくるのは、今現在発展途上国の発展中を見ているので、着工中のコンドミニアムやショッピングモール、商業地帯や工場地帯が完成したときどれほどの変化が見えるかがとても気になるからです。
自分の目で見て良い風に感じるようであれば、次からは自分自身でも投資ができるようになりますし、将来のやりたい事にしても”都市の発展の仕方”を一度見ておくことはすごい糧になります。
最近はやりたい事を定めずにフラットな価値観を持つ様にしていますが、準備期間として一生懸命情報や知識を深めようとすると同時に、自分自身の武器として専門知識を勉強しています。
止まらない時を過ごす中で、必要な事と自ら身につけたい事をしっかりと把握し積み重ねていく、そしてチャンスが来た時に力を発揮できる様に準備しておくことは自分自身のマネジメントであり、良い時間の使い方だと思っています。
大切なのは冷静さと計画性、そしてちみつな積み重ね。
後はそれを継続させるモチベーションと情熱です。
成功や幸せに偶然なんてものはなく、一歩一歩しっかりと踏んだ者が掴めるもの。
休暇を通してまた自分自身の位置とこれからについて良く考えることができました。
2回に渡るマラッカ旅行レポート、写真や文字が少し多かったですが、読者の皆さんに少しでも良い情報を提供できれば幸いです♪
これをもとにまた次の香港ではもっと有益な旅行ができればいいなと思っています☆
では、長文駄文ですが、今回も御朗読ありがとうございました☆