“夢を語る”というのはただの動詞ではなく可能動詞

山城秀斗

2013年11月14日 17:22


夢を語るという課題を頂きました。
入学して3年半、自分自身変わった部分(元々の自分と比べて)、変わっていない部分とあると思います。
入学後、様々な活動を経て自分なりの夢(将来実現したい事)というのは持っていましたが、休学をしてインターンシップ経験をする事により、ずっと先の理想よりは今できる事、やるべき事を重視するべきだと考えていて、あまり“夢“の存在を重視していませんでした。

そんな中復学して、自分の過ちが浮き出てきて落ち込み、それでも就活があるのである程度やっているつもりでしたが、一人の先生に「全然ダメ」だと言う事を言われました。そしてその先生は僕に“夢を語ってくれ”と言いました。

1週間という厳しい期限が迫る中、僕が最初に思ったのは『なぜ先生は僕にこんな課題を与えたのだろう?』という疑問でした。就職活動を迎えながらも、未だ中途半端の位置に留まっている僕に対して、仕事以外の事にも考えや自分の意思が定まっていない状態を解決するためにこんな課題を与えたのかな?なんて思ったりもしました。

課題を与えられたと同時に先生に言われた事は、「あなたにはがっかりです。今のままでは駄目です」という事。“夢を語る”という課題には、今の僕に足りていない部分に気付いて欲しい、そういう意図も含まれているのだと思います。

昨日、“プロフェッショナルとは?”というセミナーに参加してきました。ここ最近は“夢”という単語を念頭に置いて過ごしていますが、このセミナーは根本から再度考えるに適切な機会でした。まず、夢とは何か?夢=憧れ、目標、将来の想像、理想etc…色々思い浮かぶ言葉がありますが、僕にとっての夢=実現させたい未来です。

その次に仕事とは何か?僕にとって仕事=生活を営む上で必要な労働です。そこから少し狭めて、働きたい職業=生活を営む上で、継続的に満足を得られる仕事かなと思います。夢と仕事の関係性は、目的と手段になるわけで、仕事は“自分が望む未来を、実現化する手段”となるかなと思います。

上は価値観の問題なので正解不正解はないと思いますが、夢をモチベーションの根源として考えるなら、僕は、仕事はそれを放出するアウトプット先だと思います。これは就職活動における目的の追求に関わる部分かなと思います。

この部分も大事ですが、僕がもっと明確にしたいのは生活面と人間面です。人生は“人の生きる道”、仕事は“人が生活を担うための手段”、夢は“人が生きる上での理想(希望)”。“夢を語る”という課題において、『将来〜な事をしたいです』というのはただの上空事になり、ただやりたい事だけに焦点を置くのではなく、仕事・人生・夢(理想)の3点に一貫性を持たせないといけないと思います。なので、夢(理想)は語るのではなく、『経験に基づいた自分の“気付き“を仕事や生き方にどの様に反映させていきたいのか』を一貫性のある形で自分の中に留め、継続的に実践して行くものだと思います。僕がどれだけ馬鹿かというのが明らかですね。ここまで考えないと、継続性のある努力が夢をかなえるという言葉が理にかなう事がわからないのですから(※日本語不得意です。多少は見逃して下さい)。

夢は語るものではなく”語れる“もの。僕の夢は恥ずかしすぎてここには書けませんが、この機会を通してまたじっくり考えたいと思います。

うーん、馬鹿が過ぎるのも困ったものですね。馬鹿なりに体験して気付いた事は忘れずに留めておきます。それを背負って考える習慣を身につけないと、成長しないなと思います。

今度はもうちょっとまとまった文章書きます。



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