実はこんな面が見たかったのも一つ。

山城秀斗

2013年03月06日 23:59


こんにちは☆

今日は火曜日から始めた引っ越し屋のバイトについて書こうと思います。

引っ越し屋、アメリカ行きのお金を貯めるためにバイトをする必要がありました。
短期で雇ってくれてかつすぐ始められる仕事が良かったので、親のつてを借りて引っ越し屋へ。
元々引っ越し屋でバイトをしたかったでもあるのですが、その理由がいくつかあって、それをここで今日まとめてみようかなと思います。

一つ目はエクササイズ。

5ヶ月間のマレーシア滞在中は全く運動しませんでした。
週に5日は仕事+帰ってきても本を読んだりパソコンいじったり色々してるので運動する時間もなく、僕が大好きなスポーツ、バスケと野球はどっちもメジャーではありません。
歩道が少ないマレーシアはランニングも難しいし、そもそもただ走るのは大っ嫌いです。
筋トレはしていたのですが、長期ではなく気付いた時にちょこっとだけという感覚です。

復学後はバスケ部へのカムバックを目標とする僕はとりあえずなまっている体を鍛え直したかったのです。
そういう意味で引っ越し屋は物を運ぶ仕事、階段の登り降り、屈伸を繰り返すのでもってこいのバイトだなと思っていました。
案の定なまっている僕の体は1日目から筋肉痛です。

実際に重い段ボールや家具を運びながら動き回るし、お客さんのものだからしっかりと集中してやらなければいけない。
汗も書くし、移動時期のこの季節は希望すると毎日でも入れるのでお金も稼げるし良い点ばっかりじゃないかと思っています。

2つ目はお金です。

今の僕の時給は750円で、毎日8時半出勤の夕方7〜8時終わりなのでお昼ご飯時間を除いても10時間以上は働きます。
移動時期に入ると10時までということもあるらしいので、最高で1日1万円、普通でも1日8000円程度稼げます。
一週間ぶっ通しで出勤したとして56000円ですね。
56000×4=224000円が毎日出て稼げるお金です。
これに残業手当足して、色々引いて手取り20万越えはいけるかなと思っています。
これを3ヶ月続けると60万円、最低でも飛行機代とエージェント代、家賃は補えます。

エクササイズしたいし、短期で大きいお金が欲しかったのでというのがこの2つの理由ですね。

実際に根気を持って地道に続ければなんてことないです、怪我さえしなければですが。

3つ目が自分でしっかりとお金を稼ぐ事。

マレーシアでの滞在も、大学中も、親から仕送りをもらって生活していました。
滞在中の旅行等も、日本から飛ぶよりは格安という理由で最低費用で回ってましたが、親からお金を借りての旅行でした。
大学時もバイトはしていましたが、補えるのは自分のやりたい事の費用や遊び代のみで、自分の生活を補う事はできませんでした。
なのでとりあえず自分でお金を稼いでそのお金で自分の好きな事をするというのが理由でもあった訳です。
これは引っ越し屋に関わらず沖縄帰ったら始めようと思ってた事ですが、自立するという事を学びたいというのが主旨です。

それと別にもう一つ引っ越し屋である理由がありました。

それは僕がまだ見た事のない側の世界を見るというもの。
土方や引っ越し屋、夜の仕事はコンビニや塾教師等と比べて非常に泥臭く、必要な条件と言えば動かせる体があるということくらいです。
そして何より地元の人が多いということですね。
まさか引っ越し屋で働いている人が英語や中国語を喋れる事はありませんし、アメリカの大学に行っていたり、国家資格を持っていることはないですよね。
偏見ではないです、僕の中での感覚です。

大学に入って親がある程度裕福な人だとか、何かしら能力を持ってそれなりのバイトをしている人が多く、またモチベーションが高い人や行動力のある人との付き合いが多かったです。
要するに自分が属するコミュニティーの人との関わりが大半だったわけです。
価値観が偏ってしまうのが嫌なので、きつくても時給が安くても、自分が体験した事ない場所、世界を見てみたいと思っての引っ越し屋挑戦でした。

始めてみて実際にスタッフの人たちと知り合ってみると僕の予想は大体当たっていて、大学を出ている人も少なければ、高校を中退してバイトを始めたという人もいます。
勿論誰もアジア経済なんて気にしませんし、有名大学を卒業した人なんていません。
僕がいつもパートナーの方は引っ越し屋20年以上で、社長さんも引っ越し屋を始めて30年以上が経っています。
同年代のバイト生もいて、やはり皆大学に行ってなく、入れ墨が入っている子や20歳で既に結婚して子供がいる人もいます。
そういう人たちとの会話は僕がこれまでの3年間してきたそれとは別物で、新しい価値観というか、全くの別物です。
力仕事の場で英語が喋れるだの大学での専攻がなんだの、世界何カ国行ってきただのは全く関係なく、動けるか動けないかの問題です。
こういう環境も僕にとってもすごく新鮮で、休憩中でも移動中でも面白いと思って積極的に会話をさせてくれます。

何より温度差を知りたかったというのが一番ですね。

以上の4つの理由があって引っ越し屋にした訳ですが、案外思った通りになっていて満足しています。

毎日朝7時半起床のリズムの良い生活、動き回って汗を流しながら物を運ぶので筋肉も鍛えられるし、何より体力が付きます。
仕事終わりから寝るまでの限られた時間をどう有効活用するかも考えるのが面白いですし、有効活用して努力していかないとまたアメリカでのインターンシップで後悔すると思うと自然とスイッチが入ります。
1日目が終わって今日の朝ひどい筋肉痛に襲われたのも予想通り、ですが2日目の今日まとめに階段を上れなかったのは予想外です(笑)

思い通りの連勤、思い通りの筋肉の戻り具合、思い通りの収穫。

後は自分がどれだけそこから広げられるかです。

アメリカへ行く際に僕が手の中に持っていたい資産が90万円。
今の安定給が60万なので残りの30万をどう作るかですね。
予想外なのは退勤時間が不安定なのでバイトの掛け持ちができない事。
家庭教師のバイトはなくなりそうですね。

せめて考えられるのは出費を抑える事です。
昼ご飯は会社持ち(自分持ちの時もあるけど)、夕飯はお家で食べ、友達と遊ぶ時も出来るだけ節約して、80万円程日本円が上がる前にドルに変えて置くのも手かなと思っていたりします。

そんな今はスタバからの更新です。
これも辞めてお家で書き始めなければですね。

こんな感じで結構以外に思われるのは僕が泥臭い事が好きという事です。

そうなんです。
実は僕泥臭い事が好きなんです。
掃除なんて大好きですよ。
汗をかきながら動き回るのも大好きです。
でもマラソンは嫌いです。

そんなこんなで3ヶ月に渡る沖縄での生活が始まりました。
滞在中にやりたい事はいっぱいあります。

時間の有効活用、あとは自分自身をどれだけ高められるかですね。
勉強も必須項目の一つ、仕事を離れたからと言って経済から離れるのもよくないので調査は続けて行きたい所です。

下の画像は引っ越し屋の服装、オーバーオールです☆




僕自身も半年前は引っ越し屋をしているとは思いませんでした。
毎年毎月違う事を体験するのも楽しい事で、ためになることです。
僕は文句は言いません。
ひたすら頑張るのみです。

引っ越しで疲れた僕を毎日いやしてくれるのが高1の時に拾った愛猫『そら』です。
名前の由来は僕が単純に空が好きだから。




沖縄でも自分なりに頑張る未熟な大学生でした♪

今日も駄文ですが、御朗読ありがとうございました☆

関連記事