3月3日
こんにちは☆
無事、沖縄に帰ってきています。
やっとやっとの更新、今日は2日間の香港レポートを書こうと思います!
香港は2泊3日、最初の夜も到着が遅く、最後の日も朝早かったので、実際に香港を回れたのは1日のみでした。
僕が滞在したのはHappy Nyeong(たぶん)というゲストハウスでしたが、金融街向かいの中心地であるTNTという地域にあり、外に出るとすぐNathan Roadと便利が良かったです。
2泊で5000円程度、部屋は刑務所の様な感じで、暖房やシャンプー等は置いていませんでしたが、バスタオルとトイレットペーパーがあるだけ良いかなという感想です。
ベッドも案外大きく、2泊とも爆睡状態でした。
(1日目は香港にいるにも関わらず仕事に寝坊したと勘違いして焦って起きました。生活習慣がしみ込んでいますね。)
今回は案内してくれる同じ大学の友達がいました。
当日も香港国際空港まで迎えにきてくれて、2日目も夕方から100万ドルの夜景が見える“Peak”や、飲屋街である”Lan Kwai Fong”へ連れて行ってくれたり、ご飯も地元の美味しい場所に案内してくれて本当に助かりました。
案内してもらった地元ご飯、絶品でした。
曇っていても感動の100万ドル香港金融街夜景
最初の晩に食べたご飯です!チキンスープみたいな感じですが、米も入っていて絶品でした。
飲み屋街であるLan Kwai Fong。写真は9時頃の写真ですが、12時頃には写真×10くらいの人がいました。
この友達の歳は僕より1つ上で、今現在香港にある大学に留学しています。
アフガニスタン大使館などにインターンシップ経験もあり、現在も留学生をしながら日系の会社でインターンシップをしているそうです。
彼は自分の考えをしっかり持っており、話す度に僕自身勉強不足に頭を悩ませます。。。
僕が休学して学年が一つ下がるので卒業年は同じになります。
復学しても面白い友達がたくさん揃っていて、凄い楽しみです☆
さて、香港ですが、初めての旅行でした。
最初の感想は“圧倒された”という感じでした。
シンガポールやバンコク、クアラルンプールとは格が違う発展具合とその人モノの多さにビックリしました。
建物の高さだけでなく公団住宅の規模の違い、インフラ整備の良さ等数日のみの生活でも肌で感じられる大きな“都市”です。
ウェブから取った香港のライトアップショー
地下鉄の構造も工夫がされていて乗換等が苦にならないように設計されていました。
バスは深夜でも走っている本数が多く、空港から中心市街地でも1本で行けます。
空港から市街地までは約50分、費用はHKD33でした。
金融街側へ渡る場合に利用したフェリーも5分程で対岸へたどり着け、10〜15分のペースで運行しています。
地下鉄でも渡ったのですが、対岸まで渡るのにかかる所要時間は5分程。
ジョホールバル – シンガポールも地下鉄の建設が予定されていますが、正直僕の中でどれだけの需要と影響が生まれるかはわかりませんでした。
ですが今回、香港の例を見てすごいポテンシャルを感じました。
金融街までは電車の中は満員だったのです。
3〜4車両くらいだったと思いますが、200人くらいは乗っていたのではないかと思います。
金融街に着いた瞬間です、その200人が10人くらいに減りました。
ビックリです。
思わずBefore→Afterで写真を撮っておけばよかったと思う程です。
ジョホールバル、シンガポールの地下鉄も2018年運行開始予定ですが、完成後の物価価格上昇や利便性にどれだけ影響が出てくるのが非常に楽しみです。
ちなみに英語の文献ですが、公共交通機関を利用して金融街側とその向かい側を往復する人数は12Millionなので1200万人というデータがあります(
http://www.gov.hk/en/about/abouthk/factsheets/docs/transport.pdf)
シンガポールとジョホールバルを繋ぐ橋、コーズウェイの1日の交通量が80〜100万人と言われています。
フェリー、地下鉄、橋の3つの交通手段がある香港では、香港自体の人口の1.7倍程ですね。
とてつもない数の人です。
フェリーの費用はHKD3.4、地下鉄は金融街で降りた訳ではないので定かではないですが、そこまで高くなかったと思います。
香港の交通機関を利用する際に日本でいうSUICAの様なカード、Octopusカードが使われているそうですが、学生は半額で乗れるそうです。
市街地より少し外れた地域の街並みはというと最早中国という感じでした。
香港なので感じとかも違うらしいですが、屋台マーケットや広告のチラシがそこら辺一帯に張られていて、整備がされていない感じです。
市街地まで行くと中華系という感覚は薄くなり、どちらかというとニューヨーク・マンハッタンの5th Avenueに似ているなという感じでした。
道がブロックで分けられており、建物に電子広告が設置されていたり、すれ違う人人種の数も多かったり、やはりインターネショナルだなと思いました。
人種の数だけならばシンガポールよりも多いと思います。
曇っていますが、金融街を対岸から見た写真
古い建物が多かったり、空気が霞んでいたりであまりエネルギーを最初は感じませんでした。
皆無表情で携帯をいじって歩いており、ひたすら動かされている様な感覚です。
人モノの量は凄いなと純粋に思いましたが、発展し切っている部分もあるせいか“若い”という感覚もないですし、“発展途中”という感覚もないです。
成熟した都市に近いので発展途中とは言いづらいですか。。。
ところがその感覚は100万ドルの夜景やたくさんの人で賑わう飲屋街Lan Kwai Fongを見た時に変わりました。
100万ドルの夜景、ピークと呼ばれる頂上から見下ろせる場所からは香港の大きさがわかりました。
ひたすら続く高層ビル、ライトアップで輝く大手金融会社、街の隅々まで行き渡っている開発、そして700万人の人口。
僕が感じたそれはマレーシアの様な“発展途上国”とのギャップであり、決して香港に勢いがないだとか、エネルギーがないだとか言う事ではありませんでした。
ニューヨークや東京、バンコクも眠らない街で有名ですが、香港もまさしくその中の一つです。
ジョホールバルに滞在していた時にシンガポールを数回訪問しましたが、街や人の感覚は西洋系でした。
でも僕が感じた中で違いがあるのは、香港はどちらかと言うと欧米系という感じです。
香港にとって日本は中国本土やアメリカに続く第3位の貿易国です。
日系企業のアジアへの窓口と言われる香港の法人税は16%程度、シンガポールの18%と比較しても低く、日系企業の進出数が多いのも納得がいきます。
香港に拠点を置く日系企業の数は2100社(2008年統計)で、その中でも農林水産業は急上昇しており、友達によると日本の農産業技術はとても注目されているのだとか。
僕は10月から2月にかけての5ヶ月間で6カ国を周り、その内の5カ国はアジア圏でした。
その中でも香港という都市は一番不便が感じられず、一番過ごしやすい都市だったとも言えるかもしれません。
友達の話で印象に残っているのが中国本土と香港の関係であり、いずれは香港が完全中国化していくことも全然考え得るそうです。
2晩のみの滞在でしたが、香港は“都市”という面では一番驚いた都市でした。
シンガポール、マレーシア、タイ、中国、マルタ、香港とアジアにいる事を利用して短期間で複数の国を訪問しましたが、毎回毎回勉強不足に悩まされます。
僕たちが所属する大学、立命館アジア太平洋大学の就活では、グローバル性というのが非常に大切になってきますが、実際に就職活動を始める前にアジアを訪問し、僕たちが数年後に闘う舞台というのを肌で感じておく事は必須だと思います。
(僕はアメリカへ就職希望ですが、シンガポールや香港もいいなと感じ始めました)
さて、休学期間も残り半年と、折り返し地点を過ぎました。
残りの半年で僕自身をどれほど価値のある人間に成長させれるかはこれからの努力次第です。
日々、向上心を持ちながら生産性のある時間を過ごしたいです。
そんな僕は明日から引っ越し屋でのバイトが始まります。
アメリカ行きへの資金作りです。
月28勤という過酷なスケジュールですが、体力と根気力が取り柄の僕は所々リラックスしながらも頑張っていきます。
応援、気を使って“体に気をつけて”と声をかけてくれる友達には涙が出ます。
感謝ですね。
下の写真は香港を案内してくれた同じ大学の友達とのツーショット!(めちゃくちゃ暗いですが)
ピークからの夜景は曇っていたとは言え、絶景でした。
では、今日も駄文でしたが、御朗読ありがとうございました!!
p.s.更新が遅れて残念です。毎日しっかりとした文章で更新できる様にこれからも精進していくつもりです。