コンサートへ行ってきました

山城秀斗

2013年02月24日 23:29

こんにちは☆

今日はシンガポールへ来ています♪


昨日は前のブログにも書いた通りコンサートへ行ってきました!
14日間続く旧正月は今日で最後を迎えます。
昨日のコンサートは旧正月を祝うためにS P Setiaというマレーシアでトップ層に入るディベロッパーが開催したコンサートでした。

出演者はShilla, Richard Marx, Kelly ChenとRichard Marx。
Richard MarxはI’m right here with you で世界的に有名な人ですが、後の2人もアジア的に有名な歌手らしいです(僕は全く知りませんでした。ちなみにKelly Chenは香港で活躍する40代の子持ちアイドル歌手です。。。)

3時間程度の屋外コンサートですが、チケットは無料配布でした。
友達に「どう?」と誘われたので一緒に行くことに!
コンサートの内容とは違って一番ビックリした事はその人の数です。

正直な所ジョホールバル州はまだまだ発展途中の都市なので、全く高い質のコンサートは期待していませんでした。
集まっても1000人程のコンサートなのかなと思っていましたが、僕が見た限り3万人近くはいたと思います。





8時開始でしたが6時半にはこの状態。
旧正月を祝うイベントだったので当たり前かと思いますが、見た感じ大半が華僑の人です。
インド人やマレーシア人は本当にごくわずかしかいなかったですが、華僑だけでもこの人数というのはビックリしました。
旧正月というのが華僑の人たちにとってどれだけ大切なイベントかわかりますよね☆





実は昨日僕が一緒に足を運んだのも華僑の友達です♪
僕たち会社のオフィスがあるMSC Cyberportというビルの管轄会社で働いているマラッカ出身のユジンさんです。
高校大学と英語で教育を受けているので母国語は英語、その他に日常会話程度であればマレー語と中国語も喋れます。
真ん中にいるのはユジンさんの奥さん♪
奥さんも華僑の方ですが、教育を中国語で受けていたこともあり母国語は中国語。
英語は日常会話程度ですが、それでもコミュニケーションには困りませんでした。

マレーシアは混合国家で国民の全員が英語中国語マレー語を喋れると勘違いしている人がいますが、そうではありません。

英語、マレー語を喋れない華僑の方もいますし、マレー系の人で中国語を喋る人は見た事ありません。
インド人は英語が流暢な方が多い気がしますが、勿論インド系で中国語を喋る人なんていません。

複数の民族が混合する中、その3つを繋いでいるのが英語という感覚です。
日本人でよくマレーシアで子供を育てると中国語、マレー語、英語の3言語を学べると勘違いしている人がいますが、正直厳しいです。
いくつかの例外はあると思いますが、まず日本人が移住してきて子供を学校に通わせるとしたら日本語学校でしょう(親が相当なチャレンジャーでない限り)。
日本人学校で教えられるのは日本語です。
日本人学校に入学する時点でマレー系や華僑の子供との接触は親を通じてしか機会がないでしょう。

実際にここジョホールバルでは日本から移住してきている家族が住んでいるコンドミニアムがいくつか存在します。
まず親が英語を喋れなかったりもするので親を通してマレー系や華僑との接触もあるのかと疑問に思う所ですし、実際にその日本人家族が密集して滞在しているコンドミニアムで見た子供達はみんな他の日本人同士で遊んでいました。

もし日本から移住してくる家族の両親が英語と中国語を流暢に話せて、子供を民間の学校に入れようならマレー語中国語英語日本語を喋れる子供を育てる事ができるかもしれませんが、この『固まる』という日本人の国民性?はここジョホールバルでも時々見える時があります。

さて、少し話が反れたのでコンサートへの話題に戻します。

このコンサートはディベロッパーにより企画されたものなので、勿論コンサートが始まる前の広告等はずっとこのディベロッパーのプレビルドコンドミニアムの宣伝ばかりでした。

下は会場すぐ隣にある建設中のコンドミニアムとSPセティアのセールスオフィス




S P Setiaは世界6カ国で開発を行っている大手ディベロッパーで、その範囲は中国、マレーシア、シンガポール、ベトナム、イギリス、ミャンマー、オーストラリアと幅広く、信頼性のあるディベロッパーです。
このコンサートもセティアディベロッパーのセールスギャラリーがある駐車場(広場?)で開催されました。
開催された地域もセティアトロピカと言って、ここも住宅開発が進んでいる地域です。

僕の友達が住んでいるリンクハウスは築10年程と言っていましたが、当時の購入価格はRM 160,000(日本円で約480万円)。
今現在は地域がかなり発展してきているので、RM 300,000(約1千万程)まで上がってきていると言っていました。
ちなみに僕の友達は10年そこに住み続けているわけではありません。

家自体も2階建ての3LDKで駐車場も2台。
そんなお家が480万円で買えるとは信じられないですね。。。
日本では都市圏のマンション1戸を購入するのにも1000万〜2000万円は堅いです。

建設中のリンクハウスやバンガローもありましたが、やはり価格は上がっていて、リンクハウスだとRM 350,000 〜 RM 400,000、バンガローだと面積が大幅に変わってきますので、RM 1,000,000(3000万円近く)までになっています。

この地域は中心市街地から車で20分程離れていますが、商業エリアもあり生活にも困らない上、高速も隣接しているので、ゆっくりしていて住みやすいけど利便性も高い地区です。
各お家に停められている駐車場を見ていましたが、シンガポールの車が30%程。

下の写真はコンサート帰り道の渋滞様子です。シンガポールナンバーや首都のクアラルンプールナンバーもありました。


ジョホールバルの不動産投資を行う場合必ず目を向けなければいけないのがシンガポールの動きです。
シンガポールの物価はマレーシアの2〜3倍程。
不動産で言えば都市部と比べると8倍近い差があります。
シンガポールには政府が開発を援助しているHDBSというフラットアパートメントがありますが、このアパートの3LDKとジョホールバルの3LDKの価格差は3倍〜5倍。
勿論ジョホールバルの方はコンドミニアムで、プールやジム等の施設も付いてきて天井も大体が3.5m以上あります。
ですがシンガポールのHDBSはプール等の施設はなし、その上天井は3m以下なので圧迫感がある様なアパートです。

シンガポールの場合、急激な不動産価格上昇を避けるために政府から1年に1回ほど規制がかかります。
この前の12月にも即日発効の規制が発表され、1日中ニュースで放送されていたのを覚えています。
それでも上がり続けるシンガポール不動産価格。
安くて広く、圧迫感のないジョホールバル不動産はシンガポール人にとっては不動産天国です。

ネックであるのはその距離。
ジョホールバルからシンガポールの中心市街地までは車で大体40分程。
通勤、帰宅ラッシュに捕まってしまうと1時間半程かかってしまいます。
ジョホールバルとシンガポールを地下鉄で繋ぐという話がありますが、現在予測されているのは2018年。

今ジョホールバル不動産投資を行われている方のほとんどはこの2018年の地下鉄完成後の転売を考えています。

ジョホールバル不動産の価格上昇自体も信じられない程ですが、まだまだシンガポールと比べると断然安い。
それでも5年後まで上がり続け、差が小さくなるとシンガポール人も買う理由というのがなくなるので、マレーシア政府がどこまで不動産市場をコントロールするのかに期待です。

僕のインターンシップ期間も残り4日となってしまいましたが、今週の木曜日には送別会が企画されています☆
お家にはすでに50本以上のビールが・・・。

未だあまり名前が知られていないマレーシアのジョホールバル不動産、シンガポール人の不動産購入割合は全体の60〜70%です。
この数字だけで需要の高さがわかります。

それにしても毎週の様に動きが見える地域はやはり楽しいですね☆

下の写真はコンサートの最後に旧正月を祝って打ち上げられた花火ですが、中々のクオリティーでした☆




今日は少し長くなりましたが、御朗読ありがとうございました♪

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