国際交流の深み、そして感動

山城秀斗

2013年02月23日 02:56


こんばんは☆

今日は僕にとってマレーシアでの最後の週末でした。
5ヶ月間の滞在、長かったようで短かったようで、不思議な気持ちです。

経済の勉強を始め、社会人を経験し、自分が全く知らない世界に足を踏み入れた10月。
少しずつ周りを理解し始め、自分の経済や社会に対しての知識の無さを知ったその後の数ヶ月。
基礎的な知識や社会人という感覚に慣れても、自分という存在がどれほど小さい存在かを思い知らされ。
社会人という状態に対する姿勢の甘さを仕事を通して痛感した月。
自分の成長が少しずつ見えてきた月。
自分のマネジメント力の無さや実行力の無さを思い知らされた月。


振り返ると、短い5ヶ月の中でも本当に色々なことがこみ上げてきます。

そんな中でいつも大切にしてきたのが、知識もないし経験もないけど、大学の時に学んできた国際交流。
言語、宗教文化、国籍は違えども人は繋がれるということを心に続けてきた人との関係作り。

今日はそれをすごく感じることができる日でした。

正直に、マレーシアでインターンシップをしている日本人の学生なんて滅多にいません。
定期的に僕が働かせて頂いている会社に来るインターンシップ生はいますが、僕の様に長期で働いている人は比較的少ないです。
10月11月は友達も少なく、毎日仕事終わってご飯は一人、考えごとも一人、勉強も一人と友達が周りにいない環境が続いていて、辛かった時期もありました。

その中でも、年下の僕に昼食を良く付き合ってくれていたマレーシア人の友達、一緒に夜ご飯食べに行ったりお酒飲みに行ったりしてくれていた友達、僕の未熟な意見を参考として聞いてくれていたり、相談役として頼ってくれていたり、本当に年は離れていようとも”友達”として見てくれていた友達3人と今日は飲みに行く事ができました。

実際この4人が集まったのは初めてで、僕の中では月に1回くらいは集まりたいメンツなのですが、お互い仕事も忙しくできなかったのが現状でした。

そんな今日、皆明日土曜日だけど、仕事が控えている中集まって、お酒を交わして、会話を交わして、僕に対してすごいよくしてくれて。
やはり友達ってこういう関係が持てる人たちのことを言うんだなって再実感した日でした。

僕たち時代はグローバルの時代。
言語やバックグラウンドが違う人たちとの関わりが増えていく時代です。
ビジネス関連でもそうでなくても、人とのコミュニケーションは大事な事であり、最も大切なのは自分からその関係構築を積極的に行い、なおかつそれをリアルで意味のあるものにしていくこと。
滞在期間はたかが5ヶ月ですが、この3人とはこれから何年も付き合っていけそうな気がします。


一人は国が管轄の企業に勤めている人。
一人はジョホールバルで美容系工場会社を管理している人。
一人はゲーム制作の会社で国から100%の法人税免除を受けている人。


と、経験も豊かで僕よりはるか上の存在の人で年も離れていますが、友達として温かく付き合ってくれていた人たちです。

僕のインターンシップ期間はもう1週間を切りました。
勤務日数で換算するとあと4日です。
もう日本に帰るんです。
マレーシアから離れてしまうんです。

ここへ来るまではアジアに一切興味がなかった僕ですが、今回の経験を通して固定観念というのが崩れ、僕の中で新しい価値観がまた形成された気がします。

海外での長期インターンシップ、結構稀で勇気のいる決断でしたが、今は来て本当に良かったと思っています。

写真は皆での集合写真☆
一人は沖縄に旅行する計画を立てているくらい仲がよくなりました。
この人とは10年後でも繋がっている気がしてしょうがないです。

人との関わり、コミュニケーション、それはすごく神秘的な物で、人生を生きているなと思わせてくれるものです。
国籍や文化宗教が違えど、こっちから相手を理解しようとする姿勢を示せば、必ず理解してくれる人がいるのです。

世界って素晴らしい。
人って素晴らしい。


やっぱ人は争うなのではなく、繋がるべきだ、それこそが醍醐味なんだと再認識した1日でした。

勿論会話は全部英語です☆
日常会話からジョーク、ビジネスの会話まで専門用語を用いてすべて英語で行っています。

国際交流、それはただの人との繋がりではなく、関わり方や相手に対しての自分の姿勢のあり方だと僕は思います。

今日は少し短く駄文でしたが、御朗読ありがとうございました☆




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